屋外で用いるケーブルがありますが、店舗系の場合は屋外で使う電気看板などがあり、駐車場を完備しているお店では、駐車場用に屋外照明を設置する場面も少なくはありません。一般的な住宅でも敷地内に屋外照明を取り付けたり、防犯カメラを設置したり、太陽光発電に関連する機器類を屋外に設置している住宅も多い傾向にあります。どのような電気製品でも、屋外利用の場合は紫外線対策を十分に行うことは必須です。屋内で使うケーブルや、工作用のケーブルの場合は、屋外向きに作られていないので断線の危険が生じてしまいます。

屋外用で紫外線に強い商品は各メーカーから販売されており、ホームセンターでもネット通販からでも入手することは簡単です。紫外線対策を施しているタイプは、電気配線を覆うゴムの被膜が厚いという特徴と、ゴム素材が非常に優れており、熱や寒さに強いという特徴も当然ながら備わっています。十分な太さの商品で、耐候性に優れていると表記されている商品であれば、紫外線を浴びても問題は起きません。長期間の利用においては、屋外用で耐候性に優れているケーブルでも、いずれは劣化を起こしてしまうリスクはゼロではありません。

通常は20年以上もの耐久性を持たせたタイプを使えますが、更に強化するにはケーブルカバーを用いる方法も非常に優れた効果を発揮できます。カバーは全てを覆うことができるので、紫外線を浴びても劣化する可能性を低くできる最適なアイテムです。断熱材入りのカバーも販売されており、設置する場所の条件に合わせて選べます。