lanケーブルは基本的には耐久性が高いため、そう簡単に壊れるものではありません。耐用年数は18年とも言われていますが、使用している環境や使い方によっては20年以上持つ場合もあります。逆に使い方が悪ければ、もっと早くに寿命を迎える可能性もあるのです。lanケーブルを変更するタイミングとは、一体どんな時なのでしょうか。
lanケーブルは徐々に劣化していくため、急に断線する可能性はそれほど高くはありません。多くはインターネットの通信速度が段々と遅くなっていき、やがて一切繋がらなくなります。ただ、インターネットが遅くなる原因にはケーブルの不具合の他に、パソコンの設定の問題やプロバイダーの障害、ルーターの故障なども挙げられるため注意が必要です。lanケーブルを抜き差ししたり、上下に動かしたりした際に一時的に通信速度が回復する場合は、ケーブルに原因があると判断して差し支えありません。
すぐに新しいケーブルへ変更しましょう。lanケーブルを変更する場合、パソコンをシャットダウンする必要はなく、ルーターやモデムも起動した状態のままで問題ありません。そのまま古いケーブルを新品のものと交換してください。配線する際にはケーブルが折れ曲がることがないよう十分に気を付けます。
また、部屋や廊下のど真ん中など、誤って踏みやすい位置に配線すると断線のリスクが上がってしまうので、なるべく壁際に沿って通すようにしましょう。