結束バンドは利用する機器や環境などに応じて使いわけ

機器同士を接続するケーブル類、ケーブルを特定の場所に設置するとき、結束バンドが役立つ存在になってくれます。配線をひとまとめにしておけば工場内であれば見栄えが良くなりますし、ケーブルに足を取られて転倒するなどの事故のリスクを下げることも可能です。屋内で使う場合には、その場所の環境にあったものを選ぶことが大切で、高温や低温になりやすい環境の場合には耐熱性が高い材料で作られているものが有効です。これは結束バンドの耐久性に関係するもので、高温の中にさらされ続けると劣化してしまい切れることもあれば逆に締め付けが強くなりケーブルへのダメージを与えることもあるといいます。

結束バンドはナイロンなどの樹脂材料で作られているものではありますが、温度環境などにより収縮する性質があるため注意が必要です。素材にもよりますが、収縮性が強いものなどでは機器同士を接続しているケーブルに対してダメージを与えることがある、緩んでしまい束ねてあるケーブルがばらばらになる、このようなトラブルが起こらないとは限りません。屋外の設備機器などの場合は、紫外線によるダメージが起こりやすい環境ですから結束バンドを選ぶ際には耐光性を持つ素材で作られているものを使うなど、使用環境に最も良いものを選択することが重要です。なお、機器同士を接続するケーブルに用いる結束バンドには、耐熱性や耐紫外線といった耐久性を持つものが用意されているため、利用環境に応じて使いわけるようにしましょう。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *